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コラム COLUMN

〜障害年金をもらっている私の体験から〜

「年金って、いつからもらうのが一番お得なの?」
これは、よく聞かれる質問です。

でも私は、
この質問にいつも少し立ち止まります。

なぜなら、年金には
みんなに同じ正解はないと思っているからです。

年金は「自分で選べる」もの

年金は、国が一方的に決めるものではありません。

基本は 65歳から

でも

60〜64歳から早くもらう

66歳以降に遅らせてもらう

このどちらも選べます。

まずは「自分で選べる」ということを

知っておくだけで、気持ちが少し楽になります。

早くもらうという選択

60〜64歳から年金をもらうと、
毎月の金額は少し少なくなります。

そして、一度決めたら
その金額は一生変わりません。

それでも、

●体に不安がある人

●今の生活を安定させたい人

●無理をしたくない人

にとっては、
とても大切な選択になることもあります。

遅らせてもらうという選択

66歳以降に年金をもらうと、
毎月の金額は増えます。

最大で75歳まで
遅らせることもできます。

ただし、

その間は年金がもらえない

長生きしないと
トータルで得にならないこともある

この点は、
しっかり知っておく必要があります。

『一番お得』は人によって違う

「結局、何歳からもらうのが一番いいの?」
そう思いますよね。

でも答えは、

👉 人それぞれ

です。

今の体の調子

●仕事を続けるかどうか

●貯金はどれくらいあるか

●どんな老後を送りたいか

数字だけで決めなくていい。

これが、私の考えです。

私は障害年金をもらっています

ここからは、私自身の体験を少しお話しします。

私は、障害年金をもらっています。

見た目では分からなくても、
体は思うように動かないことがあります。

出来る日と出来ない日がある

昨日できたことが、今日はできない。

●朝、体が重くて起きられない日

●約束を直前で断らなければならない日

●がんばった翌日、動けなくなる日

こんなことを、何度も経験してきました。

働けなくなる不安は消えません

障害があると、

いつまで働けるのか

収入がなくなったらどうするのか

この不安が、ふと心に出てきます。

「まだ大丈夫」

そう思っていても、
体は急にブレーキをかけてきます。

老齢年金と障害年金の関係について

年金の話をしていると、よく聞かれることがあります。

「老齢年金と障害年金って、両方もらえるの?」

実は、ここはとても大事なポイントです。

老齢年金と障害年金は同時にもらえない

年金にはいくつか種類がありますが、

老齢年金

障害年金

この2つは、
同時にもらうことはできません。

65歳になると、

障害年金を続けてもらうか

老齢年金に切り替えるか

👉 どちらか一つを選ぶことになります。

どちらをもらうかは人によって違う

ここも、とても大切なところです。

老齢年金の方が多い人

障害年金の方が安心な人

人それぞれです。

金額だけを見て決めるのではなく、

これからの体調

働ける可能性

生活の安定

こうしたことを含めて考えていいんです。

私の場合は「安心」を基準に考えています

私は、障害年金をもらっています。

だから65歳以降のことを考えるときも、

年金がいくら増えるかより

毎月、無理せず暮らせるかを大事にしています。

障害があると、
先のことが読みにくいからこそ、
「今の安心」がとても大切だと感じています。

迷ったら一人で決めなくていい

老齢年金と障害年金の選択は、
とても大事な決断です。

でも、

一人で悩まなくていい

分かる人に相談していい

ということも、ぜひ伝えたいです。

年金事務所や、年金に詳しい人に聞くことで、

自分に合った選び方が見えてきます。

障害があっても、自分の人生は自分で選べる

障害があると、「選択肢が少ない」と感じることがあります。

でも、年金については、

👉 ちゃんと選ぶ権利がある

と、私は思っています。

老齢年金か、障害年金か。

どちらを選んでも、
それは間違いではありません。

同じ立場のあなたへ

障害年金をもらっていると、
まわりと同じ考え方ができないと
感じることがあります。

でも、それでいいんです。

あなたの体は、あなたにしか分かりません。

年金は、
あなたを楽にするためのもの。

胸を張って、
自分に合う選択をしていいと思います。

まとめ

年金 終活
年金は、

いくら増えるかではなく

安心して暮らせるか

で選んでいい。

障害があるからこそ、
今と未来を大切に考えていい。

これが、
障害年金をもらっている
私の体験からの答えです。